ピルには、いいことがたくさんあります。
避妊だけでなく、生理が楽になる、ニキビがよくなる、卵巣がんのリスクが減る、月経不順が治る、などのメリットがあります。服用をやめれば、その後短期間で妊娠することも可能です。もちろん胎児にも影響はありません。欧米では避妊法の中で、ピルが1位、30~50%の女性がピルを使用しています。日本では、たった2%です。女性が活躍する今、もっと広がることを願っています。
もちろん、どんなお薬にも副作用があります。血栓症が一番のリスクですが、ピルで血栓症が起こるリスクは非常に低いのです。実は、妊娠によってもこの血栓症は起こりやすくなるのですが、ピルによる発症は妊娠による発症の約3分の1程度の確率です。副作用を正しく理解し、検査を定期的に受け、医師の指導のもと正しく服用すれば安全なお薬です。
避妊目的の 低用量ピル |
1か月分 2,750円(税込) |
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ミレーナは、子宮内に装着する避妊具で、IUS(Intra Uterine System)や避妊リングとも呼ばれており、T字型をしているのが特徴です。ミレーナを子宮内に挿入することで、黄体ホルモン「レボノルゲストレル(LNG:ノルレボ)」が継続して放出されて子宮内膜の増殖を抑える働きがあり、その結果、子宮内膜が薄くなることで、妊娠の成立=受精卵の着床を妨げます。
加えて、子宮の入り口にある粘液を変化させるため、精子が膣から子宮へ侵入することを妨げる効果もあります。ピルを服用できない方(血栓症リスクがある方・ヘビースモーカー)にも、比較的安心してご使用いただけます。ミレーナには最長5年ほどの効果が持続するため、ピル服用での飲み忘れの心配もなく、避妊が可能です。
ミレーナの効果には、月経困難症・過多月経の改善も挙げられます。ミレーナを挿入することで子宮内膜が薄くなり、経血量が減ります。その結果、月経痛などの軽減が期待できるのです。
医師による診察で、月経困難症・過多月経と診断された場合には、保険適用でミレーナの挿入が可能です。なお、避妊目的の使用の場合、保険適用外となります。
出産のご経験がない患者さんは、医師の診察をお受けいただき、ミレーナが適用できるかを判断し、決定いたします。また、ミレーナには、生理痛緩和効果も期待でき、子宮内膜症などが原因の、月経困難症や貧血改善にも効果が見込まれます。避妊や生理に関するお悩みを、ミレーナを用いることで解消できる可能性があるため、まずはご相談ください。
ミレーナ | 55,000円(税込) |
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治療のリスク | ・腹痛 ・生理の出血日数の延長 ・生理周期の変化 ・一時的な卵巣嚢腫 (らんそうのうしゅ) ・生理日以外の出血 (不正出血) |
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※ごく稀にですが、
上記のような重篤な副作用が現れる場合があります。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:30〜13:00 | ★ | ★ | - | ★ | ★ | ★ | ★ | - |
15:00〜18:00 | ★ | ★ | - | - | ★ | - | - | - |
休診 : 水曜日/木曜日(午後)/土曜日(午後)/日曜日(午後)/祝日
アキコ婦人科クリニック 京都桂川
京都の婦人科・産科・美容診療
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